再就職してすぐに退職した場合の失業保険
先日失業保険を受給中に再就職した元同僚から、「再就職先を辞めたくて悩んでいる」との連絡がありました。
再就職をしたのが先月なのですが、低賃金激務で1か月ちょっとで辞めたくなってしまったようです。
そこで、今回のような場合に失業保険がどうなるのかを調べました。
前職の離職日翌日から1年間なら失業保険を受けられる
同僚が私と同じ職場を退職したのは今年の3月末でした。
その時点で失業保険の受給手続きを済ませているので、4/1~1年間は失業保険の受給ができる権利があります。
今回は失業保険をもらい切る前に再就職して、再就職手当をもらう予定でした。
実際にはまだ再就職手当は申請できていないとのこと。
この場合、残りの失業保険が今回退職日翌月からもらえます。
<今回の場合の例>
2020年3月末に退職して失業保険受給の手続きをする(給付日数は150日+60日※コロナ拡大のための延長措置)
↓
給付制限なしで4月から失業保険を受ける
↓
4月~7月 失業保険受給
↓
8月 失業保険受給日数を残して再就職
↓
9月末退職
↓
10月から失業保険受給再開(前回の残日数で終了)
※2021年4/1を超えてしまうと受給不可
となります。
再就職手当をすでにもらってしまっている場合、その分が差し引かれるようですが、具体的に差し引かれる金額の計算方法が不明なので該当する方は事前にハローワークに問い合わせてみることをお勧めします。
以上、再就職先をすぐにやめた場合の失業保険についてでした。
割と手厚いんだなと思いました。
再就職手当の条件が1年以上の就業見込みなので、「再就職先をすぐに辞めたら、再就職手当を返還する必要があるのかな?」とか考えていましたが、それがなくてよかったです。
やっぱり焦って自分の考えだけで判断するよりも、手当や減免などがないか調べてみることは大事ですね。
思い込みで悩んで精神を病んでしまったり、借金に振り回されたりしないようにしたいです。
情報力がすべてだと思うので、色々なことを引き続き調べていきたいと思います。
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