期間限定派遣でももらえる!就業手当とは?

2020年10月4日

仕事を探しているけど、なかなか長期で働ける仕事が見つからない、、、なんてこともありますよね。
「失業保険の残日数は3分の1以上残ってるけど、再就職先が短期派遣や臨時アルバイトの人は何も手当を貰えないの?」
今日は、そんな疑問について調べていきます。
  ※この記事はハローワーク「雇用保険の失業等給付受給資格者のしおり」を参照にしています。

★再就職手当について気になる方はこちら★

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就業手当ってなに?

就業手当は、安定した職業以外の就業に就いた場合、その就業に就いた日の前日における失業保険支給残日数が所定給付日数の3分の1以上、かつ45日以上の場合に職業に就いた各日に支給される手当のことです。
条件は再就職手当と似ていますが、違いは短期派遣や臨時アルバイトなど雇用期間が1年未満の就業に就いた人に支給される制度という点です。(※就業手当に該当する就業であるか等、詳しくはハローワークに事前確認しましょう。)
また、これには紹介予定派遣の「派遣労働者としての就業期間」や「トライアル雇用」の「トライアル雇用期間」も含まれます

支給要件について詳しくみてみよう

就業手当は、次のすべての要件に該当する場合に支給されます。

①再就職手当の支給対象とならないような常用雇用等以外の職業に就いたこと
②離職前の事業主に再び雇用されたものではないこと
 基本出資等の割合が50%を超えるなど離職前の事業主と密接な関係にある事業主も「離職前事業主」に含みます。
③受給資格決定日前に採用内定していた事業主に雇用されたものではないこと。
④待機期間満了後に就業したものであること。
⑤給付制限を受けた場合には、待機期間満了後1か月については、安定所または職業紹介事業者の紹介により職業に就いたこと。(自営の場合には。待機期間満了後1か月を経過した後、事業を開始(事業開始のための準備を含む場合があります。)したこと。)

「雇用保険の失業等給付受給資格者のしおり」から引用

退職した直前の事業主に再び雇用された場合は対象外というところが特に大事そうですね。
派遣を辞めた人で、再度短期の案件を同じ派遣会社や系列の派遣会社から紹介してもらった場合などがNGに該当しそうです。(再就職手当の条件と一緒ですね。)
特に派遣やアルバイトで働いていて退職した人は注意が必要です。

いくら貰えるの?

支給額は、認定対象期間中の各就業日(一定期間継続して就業する場合は就業していない日も含む)に基本手当日額の30%を乗じた額となります。
就業手当=就業日数×(基本手当日額×30%)※1円未満切り捨て

「雇用保険の失業等給付受給資格者のしおり」から引用

再就職手当の額から考えるとかなり減ってしまいますが、30%でも貰えるなら是非申請しておきましょう。

一週間未満の短期バイトでも貰えるの?

これから年末年始にかけて、単発の仕事も多くなりそうなので気になりますね。
この場合は条件を満たしていれば貰えますが、注意が必要です。
基本的に失業保険は28日ごとの支給になっています。
その28日中の4日間働いた場合の例を見てみましょう。

(支給例)
基本手当日額3000円。就業日数4日間、残り24日間は失業の認定を受けた場合。
3000円×30%=900円、900円×4日間=3600円(就業手当)
3000円×24日間=72000円(基本手当)

「雇用保険の失業等給付受給資格者のしおり」から引用

単発バイト代にプラスで就業手当がもらえるので一見お得に思えますが、就業手当を受けた日については基本手当の支給を受けたものとみなされるので注意が必要です。 
失業保険受給中にアルバイトをする場合、失業保険は受給が先送りになるだけで消えてなくなるわけではないという記事を以前書きましたが、就業手当を申請した場合は消えてなくなります
少額でもいいから出来るだけ早く手当が欲しい場合にのみに利用するようにしましょう。

どうやって申請するの?

①失業認定日に前回の認定日から今回の認定日までの間の就業について「就業手当支給申請書」に記載
②就業した事実を証明する給与明細等の資料を添付
③失業認定申告書と雇用保険受給資格者証と①②を合わせてハローワークに提出
紹介予定派遣やトライアル雇用などは就職にあたるはずですので、事前にハローワーク窓口で確認をお願いいたします。
※就職とは契約期間が7日以上、週の所定労働時間が20時間以上、且つ1週間の実際の労働時間が週に4日以上で勤務、または雇用保険の被保険者になる場合です。

いかがでしたでしょうか?
失業保険の説明会でもらう分厚い冊子には、実は色々な制度が載っています。
今回のこの制度もあまり聞きなれないものかと思います。(私も冊子を読むまで知りませんでした。)
せっかくの無職期間なので、一度目次だけでも目を通してみると自分に合った情報があるかもしれないですよ。
転職活動中の人の参考にもなれば嬉しいです。